ZIPAIRのスタンダードシートは狭い?機内設備は?実際に乗ってみた感想

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ZIPAIRはLCCだからシートや機材が古そうだけど実際どうなの?
シートピッチも79cmあり、設備も新しいので問題ありません!

航空券高騰、円安、物価高と海外旅行に行くハードルが上がっている今、少しでも旅行費用を抑えようとLCCのZIPAIRを検討している方も多いのではないでしょうか?

だけど「LCCはシートが狭い」「LCCサービスが悪い」「LCCは機体が古い」などネガティブな印象を持っていて利用を避けている方がいるのも事実です。

私は先日ZIPAIRを利用してハワイ旅行に行っていきました。

結論から言うと、ZIPAIRのサービスは最小限ですが、とても快適に過ごすことができました。

ただ、快適に過ごすためには準備も必要なのでこの記事を参考にしていただければ嬉しいです。

ZIPAIRの座席は狭い?

ZIPAIRはLCCなので気になるのは座席の狹さではないでしょうか?

ZIPAIRのシートピッチ(座席の前後間隔)は31インチ(約79cm)、座席幅は17インチ(約47cm)で一般的なフルサービスキャリアと同じとなっています。

ANAのフライングホヌのエコノミーのシートピッチは少し広くて32インチ(約81cm)です。

シートは革張りで高級感があります

私は165cmと小柄ですが座るとこんな感じでした。

分かりづらいかもしれませんが、リクライニングはこんな感じであまり倒れませんでした。

シートピッチは普通ですが、やはり長距離路線ですので足が疲れてきます。着圧ソックスやスリッパを準備してなるべく疲れが残らないような対策が必要です。

座席の電源設備

ZIPAIRはモニターがなく、エンタメを楽しむためには自分でタブレット等を準備する必要があります。

そのため、充電設備はかなり充実している印象でした。

コンセントをそのまま挿すことができました。

コンセントの上にはUSB-A端子もありました。

モニターが無いため、タブレット台があります。

こんな感じで置くことができます。滑り止めも付いているので落ちることはありませんでした。

我が家では子供用にFireタブレットを買いました。ゲームはオフラインでもできるものも多く、重宝しました。機内Wifiはありますが、ストリーミングできる速さではないので動画を見たい場合はダウンロードしたほうがいいです。

トイレは狭い?オムツ替え台はあるか

赤ちゃん連れの場合、飛行機のトイレでオムツ替えをしなければならないため、トイレの清潔さや広さは重要だと思います。

ZIPAIRはLCCですが、トイレの広さは他の飛行機と大きな変わりはありませんでした。

また、おむつ替え台もちゃんとありました。

オムツ替え台はこんな感じ。斜めにすることで空間を広く使えるようになっています。

我が家の子供達は7歲と5歲なのでオムツは替えないですが、トイレに行くときは一緒に行きます。一緒に入るとさすがに狭いですが、なんとか2人なら入れました。

機内の雰囲気とその他の設備

ZIPAIRは内装もシンプルな作りで、徹底的にコストダウンを図っているように感じました。

フライングホヌのように機内からハワイを感じることはできませんが、行きは寝なきゃいけないのでガチャガチャしていないのが逆に良かったです。

機内はグレーを基調にしていて落ち着いています。

空調やライトはこんな感じ。

窓はブラインドではなく調光タイプの窓でした。

感想:機内は必要最低限だから準備が必要

ZIPAIRはLCCなので過度な期待をしてはいけません。

航空券を安くするために設備やサービスを削っているため、自分で準備をすることで快適にフライトをすることができます。

私がZIPAIRに乗って準備したほうがいいと感じたものをご紹介しておきます。

  1. タブレットを持参してエンターテイメントを楽しむ。機内Wifiはあるが、早くないのでダウンロードしておくことを推奨
  2. 機内は寒くなることも。ブランケットはオプションなので自分で用意
  3. シートは狭くないがリラックスするために着圧ソックスやスリッパ等があるといい
  4. リクライニングはあまりしないのでネックピローがあったほうがいい
  5. 飲み物のサービスはないので保安検査後に数本買っておく

円安やインフレの影響もあってハワイでの滞在費が高騰している今、飛行機はZIPAIRを使おうと思っている方は多いと思います。

LCCは不安と思っている方でも、しっかり準備しておけば快適なフライトができますので、参考にしてみてください。

これからZIPAIRで旅行を考えている方のお役に立てれば幸いです。